スギ花粉症
毎年2〜4月はスギ花粉が多く飛ぶため、スギ花粉症の方が多くみられます。
症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまり、目のかゆみなどです。
症状からだけでも治療はできますが、血液検査を行うと原因が分かり、治療や対策を行いやすくなります。
治療は、内服(抗ヒスタミン剤)、点鼻(ステロイド)、目薬(抗ヒスタミン剤)などがあります。
また、スギ花粉症の体質そのものを改善する舌下免疫療法もおススメです。
症状が特に強い方は、内服と点鼻に加え、注射で症状を和らげる治療もあります。スギ花粉の飛散が多い時期に、2または4週間隔で注射を行います。
注射の対象となる方は、以下の全てに当てはまる方です。
① 12歳以上
② 体重20〜150kg
③ 内服と点鼻で1週間以上治療しても強い症状がある。
強い症状とは次の3つのいずれかをさします。
・くしゃみを1日11回以上する
・鼻を1日11回以上かむ
・鼻づまりのため、口呼吸になることが多い
④ 昨年も上記の強い症状があった。
⑤ 総IgE 30〜1500IU/mL(血液検査)
⑥ スギ特異的IgE class 3以上(血液検査)
スギ花粉症でお困りの場合は、お気軽にご相談下さい。